ヒマラヤの鳥10 の続きです。
ヒマラヤのクムジュン村3800mで見つけたネパール国鳥のダフェ、又はダンフェという名の鳥を紹介します。この鳥については「ゴーキョトレッキング11-4」の記事もご覧下さい。この鳥が出現した場所は、村はずれの石垣で囲ったヤクの牧場兼ジャガイモ畑です。下の写真3枚はダフェのメスです。土をほじくって何か細長いもの(芋虫なのか?)を食べていました。
下の写真…この鳥はメスの幼鳥だと思います。目の縁の青いアイシャドーがほとんどありません。でも姿はまん丸で可愛いですね。
下の写真…メスの成鳥です。見てください、大きなアイシャドーの青がくっきりと付いています。これでオスを誘惑できるかどうかは知りません。頭には小さな帽子を乗せています。服の色は一見地味ですが緻密な模様で、かなりゴージャスな姿ですね。人間で言えば貴婦人と言う感じがしますね。
下の写真2枚…こちらはダフェのオスです。日本名はニジキジ(虹雉)で正に名のごとくです。この鳥はこの写真のように後ろ姿で、顔を横向きにしている時が一番カッコ良く見えます。頭のピンと立った冠、背中の深い海の青さを感じるブルー、それを引き立たせる首の金茶色と尾羽の茶色。このコラボレーションが見事に融和している美しい鳥です。この時のヒマラヤトレッキングに行く目的の一つがこの鳥と出会う事でした。
下の写真…この鳥はヒマラヤのナムチェ村の3500m付近にいたのですが、図鑑2冊や、ヒマラヤの国立公園で発行している鳥図鑑にも載っていません。一見ジョウビタキのように見えますが、頭部の模様はホシガラスのような模様です。スズメ位の大きさですがきれいな鳥でした。
2019年2月18日 記 カメラ SONY RX10Ⅲ
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ダフェ、雌の成鳥の素晴らしい写真有り難うございます。 雄の冠角度の写真も最高です。