スワヤンブナート寺院 の続きです。
カトマンズの西にあるスワヤンブナート寺院から、カトマンズの南にある美の都市パタンにやってきました。パタンのダルバール広場を見学です。カトマンズにもダルバール広場はありますが、2015年4月25日のネパール地震で重要な建物が崩壊しました。ここも被害を受けています。私がここを訪れたのは2015年10月末ですので、地震から半年経っていました。
下の写真…ダルバール広場の入口のところです。世界各国の観光客が訪れています。左の石造りのクリシュナ寺院は地震で傾いてつっかい棒がしてあります。その奥のタレジュの鐘も傾いています。
下の写真…上の写真で右側の建物に獅子像と絵が2セットありました。そのうちの1セットです。絵は閻魔大王みたいな雰囲気があるのですが、何なんでしょうね。
下の写真…画面中央より少し左の頭頂部が白の塔はハリ・シャンカール寺院、中央右の尖った建物はクリシュナ寺院(前出のクリシュナ寺院とは違います)、その右ヴィシュワナート寺院、その奥はビムセン寺院です。
下の写真…上の写真のクリシュナ寺院です。1700年代のインド様式の石造りの寺院です。ネパールでは寺院はほぼ木造と煉瓦で作られていますが、この寺院は石で造られ尚且つ精巧な彫刻が施されています。地震でよく被害が出なかったものだとおもいます。
下の写真…その彫刻の一部を撮りました。
下の写真…つっかい棒だらけのヴィシュワナート寺院に近づいたところ、何に驚いたのか周りにいたハトが一斉に飛び立ちました。その羽音の凄いこと! こちらのほうが驚きましたが、この瞬間を撮ってみようと咄嗟に思いつき撮った写真です。
下の写真…これは別の寺院です。地震の被害を受けてこの寺院もつっかい棒をしています。軒を支える柱を見てください。彫刻だらけで軒を支える強度があるか心配です。この画面の左側の面は千手観音のような像がほとんどです。ところが右の面は寺院の正面ですが、男女一対の像が彫られています。昔の人はなかなか愉快ですね。
下の写真…ダルバール広場の奥にマンガ・ヒティという水汲み場がありました。現役でいまだに市民に使われています。蛇口は石で彫り物がしてあります。この水はどんな味がするのでしょうか。
下の写真…ダルバール広場を抜けてパタンの町中です。街角に小さな寺院もあります。手前の煉瓦はここに何かあったけれど地震で崩れたのでしょう。煉瓦は整理して積み上げたのでしょうね。
下の写真…ここは絵を売る店が多いようです。
下の写真…上の写真の通りをもう少し行ったところです。右下には煉瓦が崩れて落ちています。また見えずらいですが通りの奥の家にはつっかい棒が設置してあります。それにしても電柱と電線がうるさいですね。多分日本に来る外人さんも日本の街並みをそう感じているのでしょうね。
下の写真…ある店先のショーウィンドウにあった仏像です。さすが美の都市パタンの職人が作っただけのことはありますね。
下の写真…街角の写真です。真ん中奥の白い家は屋根に黄色いシートを被せてあり、つっかい棒を何本も設置しています。よく見ると通りのほうに家が傾いています。この後どうするんだろう。他人事ながら心配になります。
下の写真…裏通りです。ここもつっかい棒だらけです。今はどうなっているのでしょうか。
下の写真…旗がはためいて賑やかです。左側は毛糸の帽子屋さん、右は仮面屋さんです。もっと時間とお金があれば色々な店に寄れるのですが、通り一遍で申し訳ありません。
2017年9月3日 記 カメラ SONY SX60HS
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