9月24日に南アルプス前衛の伊那山地(伊那山脈ともいう)の入野谷山(いりのややま)1772mに登って来ました。この山の登山口はゼロ磁場で有名な分杭峠にあります。この峠にはシャトルバスでしか来れないのですが、下の写真で分かる様に今年はゼロ磁場の封鎖でバスも走っていません。車でここまで来て林道脇の空き地に駐車しました。
下の写真… 分杭峠(1424m)付近の案内図です。
下の写真… 入野谷山登山道の地図です。この地図は中々無くて、伊那市のサイトに載っていたものを拝借しました。
下の写真… 登山道の絵地図です。これも伊那市のサイトに載っていました。中々分かり易い地図です。誰が書いたんでしょうかね? 伊那市のサイト入野谷山マップPDF(PDF:791KB)
下の写真… 登山口に到着です。最初の写真の立ち入り禁止の林道を5分弱入った所にあります。登山の人はここまで入って良いと注記がしてありました。
下の写真…この看板に表記されているのは高さではなく、歩く距離です。でも「ここより片道」という注記を読まず、入野谷山山頂ー1960mを見た時は、あれ?そんなに高かったのかと一瞬勘違いをしてしまいました。ただ平面図による距離なのか、実際の距離なのかは分かりません。
下の写真… 登山口より120m歩いたところの「風の丘」です。その名前の雰囲気は感じられますね。ところで写真で分かる様に、登山道は薄くハッキリとしません。途中では道に草が生えていたり落ち葉で隠れていたりで、あれ?と思う事が度々ありました。2014年に開通した新しい登山道という事や、登山する人がかなり少ないという事が原因だと思います。ちなみにこの日の登山客は私以外誰もいませんでした。
下の写真… そこに咲いていたトリカブトの花です。道中の何箇所かに咲いていました。
下の写真… 更に登って行きます。このようにはっきり道が分かる所もあります。
下の写真… 登山道脇の倒木に黒い地衣類が放射状に生えていました。地衣類については全くの素人で、この地衣類は何かとウエブで探しましたが分かりません。地衣類の同定は難しいようです。
下の写真… 今度は枯れ木に20cm弱のキノコが生えていました。サルノコシカケ科の仲間と思いますが、何かははっきりしません。この類は表面に年輪みたいなものが現れますが、これにはありません。見た目はマシュマロの様で美味しそうに見えますね。
下の写真… 下から撮った写真です。
下の写真… 次はマムシグサの実が赤くなり始め、秋の風情を感じさせられます。
下の写真… 登山口から970mの距離にある「結の桂」の大木に到着です。直径は1mくらい有りました。この樹の下にも似たような大木が1本あります。
下の写真… 途中、樹間から中央アルプスの宝剣岳と千畳敷カールが見えました。
下の写真… 「希望の泉」に到着です。この谷川は粟沢川の最上流部です。この川は下のゼロ磁場に流れていきます。ゼロ磁場からは逆に「気」がここへ流れて来るのでしょうかね?
下の写真… 木橋を渡ってこの斜面をジグザグに上がって行きます。踏み跡は薄いです。木に巻いた赤テープを頼りに登ります。ただその赤テープも経年変化で色がかなり褪せて薄くなっています。
下の写真…やっと伊那山地の尾根に到着です。頂上は右に登って行きます。左は少し下ると「光のテラス(展望台)」なのですが、今は展望は無い様です。
下の写真… 入野谷山頂上に到着です。かかった時間は1時間05分でした。ここのコースタイムは1時間40分ですので、かなり速く登ってきた事になります。途中の急な坂でも疲れを感じずにペースは殆ど落ちませんでした。この夏は山に登ってないのでかなり疲れると思っていましたが、意外でした。でも良く考えると快調に登れた原因はありました。その答えは … この山にはゼロ磁場があるからです。そしてその「気」がたった一人の登山者の私に集中したのではないでしょうか。本当かねえ? 皆さんも機会があったら試してください。
さて、この頂上はご覧の様に展望はありません。この尾根を南に40分ほど進むと、素晴らしい展望台に出るようです。この後の展開は次の記事に続きますので楽しみにお待ちください。
2021年9月26日 記 カメラ SONY RX100M6
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