8月の最終日、庭のツルハナシノブの場所が雑草で覆われていたので草取りをしました。ツルハナシノブは春の花で清楚なそれでいて賑やかな花です。
下の写真… 4月下旬の満開のツルハナシノブです。大きな葉が見えますがこれはハーブのミツバです。
下の写真… 此処の草取りを始めてしばらくして下の様な変な蛹と思われるものが出て来ました。お尻からは綿のようなものを出しています。
下の写真… 問題はひっくり返した時です。足の様なものが胴体に5セット、尾の方に5セット付いていますが、胴体の方の足?が緑の光を発している様に見えるのです。
下の写真… こちらの様に横にした方が分かり易いです。左の方(胴体部分)に5つの光る足が良く見えます。蛍の様に光の点滅はありません。ずっと緑で光っています。この虫はいったい何なのでしょう? 生まれて初めて見ました。胴体は硬い殻で覆われています。尾の方は上下左右に動かしています。
下の写真… ピンセットでつまんで裏側を見たところです。頭の方はネコの顔に見えますが目に見える所は光る足?です。口は見当たりません。蛹なら口は必要ないですね。いずれにしても正体が全く分かりません。そこで昆虫の飼育箱に土を入れてその中にこの蛹を置きました。次の日からは土の中に潜ったと思われ見当たりません。蛹から何が出てくるのか?悪魔かエイリアンか、はたまた華麗なチョウか期待と不安が入り混じった日々が始まっています。正体が判明した暁にはブログでお知らせする予定です。
2023年9月5日 記 カメラ SONY RX10Ⅳ
追記 2024年7月11日
この蛹の正体が分かりました。タテハチョウの仲間のツマグロヒョウモンです。この幼虫の食草はスミレです。そしてこのツルハナシノブの横にスミレが群生しています。条件はあっています。下の写真はそのツマグロヒョウモンです。
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