首題の変な名前のラーメンですが、記事を読んでいくうちにそういう事かと納得されると思います。決して編笠を被った行者が作ったラーメンではありません。
さて昨日、庭で珍しいものが生えているのを見つけました。西洋では珍重されているキノコのアミガサタケです。昔は家の回りに生えているのをよく見かけましたが、最近は出ていなくて久々の対面です。早速食べてみようと思い、一番簡単な方法のラーメンに入れて食べるをやってみました。
下の写真… これがアミガサタケです。このキノコは春に出て来ます。
下の写真… 注意ですが、アミガサタケに似た種類でシャグマアミガサタケというキノコが有ります。写真のように色は焦げ茶色で、脳のようなしわがあります。これは猛毒ですので間違えないようにしてください。マーこんな色、姿のキノコを採る人はいないと思いますが、念のため。
下の写真… さてキノコだけではラーメンのトッピングには寂しいので、庭に何かないかと探すと、いや探さなくても庭の一部を占領している行者ニンニクがありました。ただ花穂が出てくると少し硬くなりますが、マー、いいでしょう。
下の写真… どうせならもう一品と探すと、紫のツルハナシノブの中に混じって三つ葉がありました。去年まではこの場所はツルハナシノブだけでしたが、他所にあった三つ葉の種が飛んできたようです。結構三つ葉は繁殖力が強そうです。
下の写真… ラーメンの上に乗る役者が揃いました。左から三つ葉、アミガサタケ、行者ニンニクです。
下の写真… アミガサタケの生を切って見たところです。中は空洞になっています。
下の写真… ラーメンはインスタントラーメンを使いました。先ずラーメンとアミガサタケを鍋で茹でます。その一方、別鍋で三つ葉と行者ニンニクを1分ほど茹でます。丼に味噌だれを入れ茹であがったラーメンを入れます。その時にチューブに入った生ニンニクを入れると二味くらい美味しくなりますよ。そして三人の役者をラーメンの上に載せて出来上がりです。味は肉類がないので少し物足りなさを感じますが、山野草の入った精進ラーメンといったところでしょうか。左から行者ニンニク、アミガサタケ、三つ葉です。
ところでアミガサタケの味ですが、中が空洞のため歯応えが無く味も良く分かりません。西洋では高級キノコという事ですが、どういう風に料理しているのでしょうかね? 日本の雑キノコのアミタケの方がよっぽど美味しいと思うのですが。
2022年4月29日 記 カメラ SONY RX100M6, WX350
前のその他の記事 御嶽海 優勝おめでとう!
次のその他の記事 颯爽とした味のバジルペースト
コメントを残す