夜、目が覚める時があります。一回なら愛嬌ですが、どういう拍子か二回、三回の時もあります。この頃では二度寝、三度寝が出来ると居直っています。ところで夜中に目が覚めた時、色んなことが頭の中に出て来ますが、知らぬ間に俳句を考えている時があるのです。良い俳句が出来たと喜んでいるうちに再度眠りにつくのですが、朝起きてその俳句を思い出すのに苦労しました。そこでベッドの横に紙と鉛筆をおいて夜中に書き留める事にしました。とは言っても朝見れば駄句なのですがね。それでも駄句も面白いからブログで紹介しようと思います。でも五七五にはうまく出来ませんし、季語もないのもありますが、駄句と思ってご勘弁下さい。
それでは二日前の夜中の駄句を二題載せます。
灯油高 寒く凍える 温暖化
かわら版 不安煽られ 思考消え
一句目はお分りの事と思います。高い灯油を遠慮しながら使うので、寒い冬が更に寒くなってしまいました。そして単純に考えると温暖化なのに何でこんなに寒いのという疑問です。私は毎日最高気温と最低気温を測定していますが、2020年に比べて2021年は最高気温の年平均は0.2℃下がり、最低気温の年平均は0.6℃下がっていて温暖化という言葉に違和感を感じています。今年2022年はまだ夏にならないのでどうなるか分かりませんが、今の感じでは最低気温の平均は更に下がると思っています。
二句目は少し考えないと何言っているのか分からないと思います。かわら版は江戸時代の新聞という事はご承知の事と思います。かわら版屋は売るためには誇張して書き立てます。また、幕府に都合悪い事はなるべく避けるようにしていたようです。そんな記事を江戸時代の人は本気で真面目に受け取っていたでしょうか? 今は記事の媒体は主に電視箱になり上等に見えますが、中身は如何なのでしょうか。余りにも信じすぎると、つまり自分の主体性が無くなると危うい事にもなりかねません。
今は色々な媒体がありますので自分で調べる事が出来ます。ただ、媒体によっては色が付いており、それに反する内容は出て来ませんので注意が必要です。逆にそれを見抜くことによって真実が浮かび上がって来ると思っています。媒体に踊らされてはいけません。私もそうですが、媒体の裏を見る目を養っていく事が大事かと思っています。
2022年2月21日 記 カメラ SONY RX10Ⅳ
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