ヒマラヤシリーズを始めます。何回かに渡ってゆっくり進行しますので、皆さんも一緒にトレッキング体験を味わってください。
2015年10月下旬にヒマラヤのプーンヒル(アンナプルナ山群とダウラギリの展望台)に行って来ました。前日は10時頃の便で日本から香港へキャセイパシフィック航空で飛び、次はドラゴン航空に乗ってダッカ経由でネパールのカトマンズに23時頃着きました。カトマンズの空港でガイドさんと落ち合いマーシャンディホテルで一泊です。
下の写真…今回のトレッキングコースの鳥瞰図です。ネパール中央部の観光都市ポカラの北にあるアンナプルナ山群を眺めるのを目的にトレッキングします。
下の写真…トレッキングコースを赤線で示しています。画面下のナヤプルより左上に上がり、右にゆっくり下がって右端の画面が切れてありませんが自動車道路に降りてきます。アップダウンの繰り返しの6日間のコースです。
トレッキング第1日目はカトマンズからネパールの観光都市ポカラに飛び、ポカラからナヤプルまで2時間半ほど車で移動しトレッキング開始です。
下の写真…国内線はブッダ航空でポカラへ30分の飛行です。
下の写真…別の大手の国内航空でイエティ航空です。イエティとは雪男の事です。ブッダ航空は訳すと仏様航空ですが、乗客が仏様にならないように祈っていました。まあ、実際は仏様の加護をうけて事故がないようにという意味だと思います。ネパールでは国内線で墜落事故が結構発生しているようです。山間部の空港も多く、気象条件等の急変なども原因しているとの事です。
下の写真…フライト開始から10分でヒマラヤの山々が大きく見えてきました。乗客は皆さん興奮気味でした。
下の写真…上の写真の山とは違う山のアップの写真です。ナイフでカットしたような岩壁と白い雪がへばりついている姿は感動です。もうこれでトレッキング中に雲で山が見えなくてもいいような気になるから不思議です。
下の写真…登山口のナヤプル1070mに到着です。この写真で見えにくいのですが、右から左へモディコーラという川があり、その上流の右方向に歩いていきます。出発は12時でした。
下の写真…赤線が第一日目に歩くコースです。ナヤプル1070mから渓流沿いにゆっくり登り、ティケドゥンガ1520mで泊まります。約4時間のコースです。
下の写真…途中にある人の往来専用の吊り橋です。少しは揺れますが大丈夫です。こういう吊り橋は随所にあります。
下の写真…途中の街道の様子です。ここは車も少しは通ります。道は石が出ていて凸凹です。
下の写真…ここはビレタンティという所で、モディコーラ川を渡る大橋です。渡ったのちに写真を撮っています。車も渡れます。渡った所に登山許可証のチェックポストがあります。この許可証(顔写真付き)がないと入山できませんので注意が必要です。そして何箇所かにチェックポストがありサインをもらい、これがトレッキングの証明書になります。
下の写真…橋を渡った左の食堂で昼食にしました。食堂の壁に花瓶が3つありました。花瓶がフラスコみたいで葉っぱを活けてあるのが面白いですね。
下の写真…食堂の横の家ですが、何かヨーロッパとかスイスを連想させるモダンな雰囲気がありました。
下の写真…第1日目は凸凹の林道を川沿いに歩いていきます。途中眺めが良い所がありましたので皆の写真を撮りました。メンバーはガイド、サブガイド、ポーターそして家内と写真を撮っている私の5人です。
下の写真…途中の村で竹製の大きなブランコがあり、子供たちが遊んでいました。このブランコは10月初めにあるネパール最大のお祭りダサインで使用されたもので、まだ撤去してなかったのでしょう。昔は貧しく遊ぶものがなかったので、この竹製のブランコは人気があったそうです。
4時頃に初日の宿泊地ティケドゥンガ1520mに到着しました。泊まるロッジから通りを見下ろすと、ちょうど荷物を運んでいる馬の群れがいました。これより上の村に食料などを運んでいるのでしょう。もう林道はありません。
下の写真…ロッジの2階から村のメインストリートを撮りました。軒下のカラフルな旗はタルチョという祈祷のための五色旗です。チベット文化圏では随所に見かけられます。青は天を、白は風、赤は火、緑は水、黄は地を表しています。
画面中央におじいさんが暇そうに一人で座っています。横には売り物の天然石のネックレス等が置いてあります。のどかなものです。が、おじいさんにとっては余りうれしくない場面でしょうね。
2017年7月21日 記 カメラ CANON SX60HS
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