タイ料理 5

今日はエビを使う料理をご紹介します。日本ではエビは高価な食材になりますが、タイでは一般的な食材で、色々なメニューに使われています。この写真のタイ料理は「ノーマイファランパットクン」といいます。「ノーマイファラン」はアスパラガスのことです。そして「パット」は炒めることで、「クン」はエビのことです。材料はアスパラガス、エビ、ニンジン、シイタケなどです。それを油で炒めながらナンプラー(魚醬)、砂糖、他の調味料などで味付けします。これもなかなか美味しいですよ。

次の下の写真は「トートマンクン」です。意味はエビのすり身のフライです。そして小皿にある黄色の半透明のタレを付けていただきます。このタレはなんとハチミツです。何か混ぜて少し粘度を落として、タレが付きやすいようにしてあります。初めてこの「トートマンクン」を食べたとき、タイにもこんなにうまいものがあるんだと感心したことを覚えています。他にエビではなく魚のすり身で作った「トートマンプラー」もあります。たまに「トートマンクン」を頼んでもエビがない時があり、魚のすり身の「トートマンプラー」を注文したことがあります。これはこれでとても美味しかったです。

下の写真は「タイ料理 1」で載せた「ヤムタレー」の写真です。「タレー」は海の事ですから、エビ、イカそして「タイの市場 3」で載せた「ミニアカガイ」が入っています。この貝はあまり味がなくこういう料理の彩りくらいの感じです。

料理の最後はフルーツです。タイ料理は味が濃く辛い、また油っこいため、最後にフルーツで口の中をさっぱりさせます。一番下の黄色のフルーツはパイナップル(タイ語でサッパロ)です。その右上、赤の皮に白い果肉で黒い粒(種)が入っているのがドラゴンフルーツ(タイ語でゲオマンゴーン)です。これは日本ではあまり馴染みがありません。サボテンの一種で、ひょろ長いサボテンに緑の鱗片がついた赤い実がなります。味はほのかな甘みと酸味です。つぎは左の赤いピーマンみたいなフルーツはタイ語で「チョンプー」といいます。これも果肉は白くシャキシャキとした梨の食感ですが、甘さはほとんどありません。でもタイ人はこれが大好きです。

上の赤いフルーツはスイカ(タイ語でテンモー)ですね。日本の甘くないスイカと同じくらいの味です。これは日本のみかんと同じ様にタイ人が良く食べる代表的なフルーツです。最後にその右横の筋をつけて剥いたフルーツはマンゴー(タイ語でマモアン)です。黄色っぽくなっただけでまだ熟していません。完熟すると甘くとても美味しいのですが、タイ人は未熟または半熟でよく食べています。さっぱりした味です。小皿は辛みを混ぜた砂糖が入っています。これらのフルーツを食べるとき、余りにも味が薄いので、この辛み砂糖をちよっと付けて食べています。

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。