2014年4月にタイ最後の秘境と言われるリペ島に行って来ました。アンダマン海の小さな小さな島です。グーグル地図で探すのも困難な島です。
下の地図ー地図左下のマレーシアとの国境沿いの、アンダマン海にある島です。マレーシアのランカウイ島から西にある2つの島の一つのアダン島の南にあります。東西3㎞南北2㎞のブーメラン型をした島です。バンコクのドンムアン空港よりハトヤイ空港まで飛んで行き、車でパクバラ埠頭へ行きます。そして大型のスピードボートで60㎞先のリペ島に向かいます。
下の写真ー ドンムアン空港です。この空港は2006年9月にスワンナプーム国際空港が出来るまで、タイの表玄関の空港でした。今はタイの国内便やLCC(格安航空)の発着に使用されています。画面手前の飛行機はインドネシアの格安航空ライオン エアーのタイの子会社タイ ライオン エアーの飛行機です。奥の飛行機はマレーシアに本拠のあるエアアジアの飛行機です。
下の写真ー 昔は飛行機の胴体に絵を描くことはなかったと思いますが、この頃は色々な絵がかかれている飛行機が多くなりましたね。ドラゴン航空のドラゴンよりこちらの方が強そうですね
下の写真ー さて上の写真の滑走路の奥に緑地帯と、疎らに木が生えています。飛行場の滑走路の横に木が生えているなんて普通は有りません。これこそがドンムアン空港が世界に誇る施設なのです。正体はゴルフ場です。カンタラット ゴルフコースというゴルフ場です。2006年9月以前は飛行機で日本からタイに着陸すると、窓の外の景色に、エ????と絶句します。滑走路の横にゴルフ場があり、ゴルフをしています。
へたをするとゴルフ場に飛行機が着陸したという感じです。曲がったゴルフボールが飛行機に当たってしまうという危険があるため、受付でゴルフの経験があるか聞かれたような気がします。でも実際は広くて、ドライバーで思いっきり曲げても滑走路には届きそうもありません。また飛行機が横切る場所は、踏切の様に遮断機や赤い信号機があります。そして目の前を見上げるような感じで、飛行機が通っていきます。
飛行機が離陸するときの音は半端ではありません。飛行機マニアなら涎どころか失神しそうな光景が繰り広げられます。このゴルフ場はタイ空軍の持ち物です。時々は軍用機も離着陸します。大型のプロペラ輸送機が離陸するときの迫力は凄かったです。
下の写真ー 2006年8月にこのカンタラットゴルフ場でゴルフをした時の写真です。この時はまだタイの表玄関の飛行場だったので、ひっきりなしに離着陸でずっと轟音の中でプレイしていました。当然どのホールもまっすぐで面白味は有りませんが、異常な興奮状態でゴルフをしていたことを思い出します。このゴルフ場は今でもやっていますので、ゴルフをされる方は是非体験されると面白いでしょう。
下の写真ー ゴルフ場の話で旅に出る前に早くも盛り上がり過ぎてしまいました。この空港はタイ南部のハトヤイ空港です。
下の写真ー 乗ってきたタイ格安航空のノックエアーの飛行機です。ノックはタイ語で鳥の事をいいます。飛行機が鳥に見えるようにペイントされています。子供たちが乗る時は、「あ?鳥さんだ!」と言って大喜びでしょうね。
下の写真ー 乗っている船は大型のスピードボートです。ヤマハの船外機3台を積んで走っています。ここは小さな島で途中休憩です。
下の写真ー 島の端に穴の開いた岸壁があり、皆興味津々で歩いていきます。
下の写真ー 島の横にヨットが停泊していました。外人さん達です。多分一日の日課は、食う、潜る、飲む、寝るだけの単純な日々なのでしょう。それが活力を取り戻す最善の方法なのでしょうね。
下の写真ー 3時間後にリペ島到着です。入り江に浮かんだ船着場に下船します。
下の写真ー小さな木造船で海岸に向かいます。砂浜まで乗り上げられませんので、ズボンの裾をまくって海の中へ上陸です。見ての通り平坦な島で山は有りません。大津波が来れば多分すべて海中に没します。
さあどんな島なのでしょう。次回に続きます。
2019年4月15日 記 カメラ CANON SX50HS
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