タイのランの花1 の続きです。前回ランの種別が難しいという話をしましたが、特に分からないのはデンドロビウム、ファレノプシス、デンファレの3種類です。
デンドロビウムの名前はギリシャ語で木に着生するという意味です。そしてファレノプシスは日本名で胡蝶蘭という様に羽を広げた蝶の形をしたランです。それではデンファレは何かと言うと正式名でデンドロビウム・ファレノプシスといい、デンドロビウム属の一つで、ファレノプシスに似たランです。つまり名前の付け方が統一されていません。
そしてこれらが人工交配され、さらにまた交配され更に訳が分からなくなっていきます。仕方ないので私のような素人は名前にこだわらず、美しいランを愛でるだけでいいではないかと思っています。
ここに挙げた写真のランは、タイの南東部のジャンタブリ県の海岸のホテルの庭の木に着生して咲いていました。
木に着生し花が木の横に伸びていて、それぞれ日の当たり方が違います。それが新鮮に感じてたくさん写真を撮りました。下の写真のランは花弁の紫の脈がとても綺麗です。
下の写真…白いランの唇弁が赤紫の種類です。でもちょっと色気が強すぎですね。やはりすべて白の方が清楚でいいかもしれません。
下の写真…黄色のランですが花弁は小振りです。
下の写真…これはタイではよく見かけられるランです。ランのお土産セットにも入っています。またこの花を樹脂の中に固めたお土産も売っています。
下の写真…光を透かした姿が煌めいています。宙に浮かぶランの花という感じです。
下の写真…透かしの光が少しのため、落ち着きのある雰囲気です。
下の写真…この大きな華やいだ感じのランはカトレアです。この花はある会社のタイ人社長の家の玄関に大事に置かれていました。このランはランの国のタイでも結構なお値段なんでしょうね。
2018年5月11日 記 カメラ CANON Kiss 3, SX260 HS
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