庭の花 5月上旬 1

春の大イベント桜の開花もすでに葉桜になり、春の後半戦に一気に入ってきました。庭の花も選手交代が起きています。

下の写真…「ハナミズキ」が薄緑の小さな花弁から大きな白い花弁に花開きました。ドウダンツツジの新緑に白く開いた花が鮮やかに見えます。この花は日本の「ヤマボウシ」に似ています。「ハナミズキ」は1912年日本からアメリカへ桜が寄贈されました。その返礼としてアメリカ原産の「ハナミズキ」が送られてきて広まったものです。

「ヤマボウシ」は「ハナミズキ」とよく似た花が咲きます。またサクランボ位の大きさで、表面がボコボコした突起のある実がなります。美味しいという人もいますが、喜んで食べるほどの味ではありません。

下の写真…「ハナミズキ」の木の下に咲いている「ハナニラ」です。名の通りニラの一種で、葉をちぎるとニラの匂いがします。食べれるかどうかは知りません。分からないものは食べないことが基本ですね。

下の写真…写真左の濃いピンクの花が「サクラソウ」です。新緑の中でこの花は特に目立ちます。右の薄いピンクの花は「ツツジ」でオオヤマツツジ系の品種と思われます。まだ咲始めですが、満開になると中々見ごたえがあります。

下の写真…木にビッシリ付いたこの濃い紫の花は「ハナズオウ」というマメ科の木です。春はこの花の存在感がありますが、花が散って葉っぱのみの時は余り見栄えのしない木です。

下の写真…この薄ピンクの花は「シラー」の一種です。一般的な「シラー」は青系の花を咲かせます。輪状に開いた葉の中心から伸びた茎にたくさんの花を咲かせる見事な花です。

下の写真…庭の一角です。赤、黄、青、ピンク、白と色とりどりの花が咲いて、春を満喫しています。因みに赤はチューリップ、黄はチューリップとスイセン、青はムスカリ、ピンクはサクラソウ、白はスノーフレークです。この庭を眺めながらコーヒーを飲むひと時は、心穏やかな無に帰ったような気がします。

2017年5月11日 記

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。