連休をいかがお過ごしでしょうか。さて今までタイで見かけた花をご紹介してきましたが、今回は最も代表的な花の一つのランの花を取り上げます。
タイではランの花はそこら中にあります。一般家庭の玄関先、ゴルフ場の林の木、ホテルの庭の木、などに着生しています。そして現在はどうか知りませんが、タイ航空ではタイに降りるときは、胸飾り用に女性客にランの花を配っていました。また、カオヤイ国立公園近くの路上のピックアップ(荷台付きの車)で、希少種のランをこっそり売っていたこともありました。
これら4枚の写真のランは、バンコクから40㎞程南西にある、ローズガーデンゴルフクラブの近くのサンプラン・リバーサイドホテルの庭に咲いていたランです。ランは元々の野生種だけで数万種あり、それの人工交配種まで入れるとどのくらいあるか分からないという位種類があります。普段目にするものは約8種類に分類されます。でも何処に分類したらいいのか分からないものもたくさんあると思います。その8種類は、カトレア、デンドロビウム、ファレノプシス、デンファレ、シンビジウム、オンシジウム、バンダ、パフィオなどです。
上下の写真のランは似ていますが、紫の模様がわずか違います。いずれにしても私は素人なので複雑なランは分類はできません。単純に「アー、この花はきれいだなー」と撮っているだけです。
下の写真…白色のランです。この3つの花はデンドロビウムかな?と思っています。
下の写真…これは上の3枚とはちょっと種類が違う様な気もします。こちらは比較的見る機会が多いと思います。
下の写真…これが2日間泊まったサンプラン・リバーサイドホテルです。少し古いですが、内容が良いホテルでした。レセプションホールには大きな絵がたくさん飾ってあって、見ごたえがありました。
下の写真…ホテルの裏はターチン川がゆったりと流れ、対岸のヤシの木が南国情緒を醸し出しています。
下の写真…そのホテル側の川岸を撮った写真です。垂れているのは気根といって、空気中の水分を吸う根です。岸のくぼみにはスイレンが咲いていました。
下の写真…そのスイレンです。光の反射の加減で緑の葉が銀色に光っています。経験上スイレンの葉っぱは、意外とこのような色で撮れるときがあります。花はお母さんと子供ですかね~?
下の写真…ホテルの庭にあった葉っぱのオブジェです。冠の葉っぱはシダ類ですが、垂れ下がっている植物は何でしょうか?こういうものを見たのはここだけでした。いずれにせよタイ人は我々が思っているよりも、いろいろなものに「凝る人」たちがいます。こういうものを考えて造ったのでしょうね。
2018年5月5日 記 カメラ CANON SX260HS
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