タイの桜

タイ駐在の日本人にとって、故郷を思い出すタイの桜です。タイには見た目が日本の桜に似ている木が2~3種類あります。この写真の木が一番桜の雰囲気があるように思います。  名前はタイ語でパンティップといいます。実はこの木には思い出があります。

それは私がタイに赴任して2年目の3月頃でした。仕事をしていて体が急にだるくなり、保健室に行くと39℃の熱が出ていました。私の働いている田舎では設備の整っている病院はありませんので、急遽バンコクにある「バンコク病院」に入院しました。

この病院はタイではトップクラスの病院で、日本人の医師もいて心強い病院です。病室はホテル並みで、看護師さんたちも若くてテキパキと患者の世話をしています。確か5~6階だったと思いますが、窓の外を見ると街並みの中に桜が咲いているではありませんか。

「オ?オーー」と思いましたね。「タイでも桜が咲いてるジャン。」としばらく日本を思い出しながら眺めていると、どうもおかしい。ちょっと違うことに気づきました。それでも4泊している間中、癒されたものです。

上の写真はゴールデンシャワーとタイ桜が隣り合って、どちらが美しいか競い合っているところです。3~4月はタイでもいろいろな花が咲く時期です。さてどちらが美しいかの答えは、どちらも更に美しくなっているです。(あまり答えになっていないかー)

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。