タイの紫の花「ヤナギバルイラソウ」

今日はタイの紫色をした花です。この花はタイに咲いている花としては地味で目立ちません。花びらは薄く頼りなさそうに咲いています。この花は例のゴルフ場の1番ホールのティーグラウンドに咲いていました。誰でも1番ホールは気合が入っていて、こんな花には気が付きません。しかしある時、前の組が5~6人で、次の私のティーショットまで十分な時間がありました。

話は変わりますが、普通ゴルフは4人1組ですが、タイの田舎のゴルフ場では1組5人OKというところもあります。ここは更に自由で(実はいい加減で)6人でもOKです。私が遭遇した最高の人数は8人でした。タイではプレーヤー1人にキャディーさん1人つきますので、グリーン上はキャディーさんも8人で合計16人! 人の重さでグリーンが沈んでしまうという位の感じでした。次の組で待っている私は唖然としていました。でも写真を撮る時間が十分あるので「マッ、イイカ」という感じです。

だいぶ話がそれてしまいました。ティーショットまで時間に余裕がある中、フト花が目に入ってきました。朝日に透き通るような花びらの美しさ。慌ててカメラを取り出し撮ったのがこの写真です。この写真をキャディーさんに見せてあげると「スワイナー!」(美しいというタイ語です)と言ってびっくりしていました。

下の写真は別の日にもう少しアップで撮ったものです。花びらが透けて脈まで良く分かります。

あ!いけない。大事な事を忘れていました。花の名前です。「サーティン」と呼ぶそうです。13ではありません。実を言うと在タイ中は名前がわかりませんでした。今回タイに行ったときホテルでこの花が鉢に植わって咲いているではありませんか。早速に従業員、ボーイ、受付の方6~7人に聞いたのですが誰もわかりません。最後に庭の手入れしている人に聞いたところ、やっとわかったのです。そのくらい馴染みのない花ということなのかなー?

追記2018年9月2日 日本名が分かりました。「ヤナギバルイラソウ」です。漢字で書くと「柳葉ルイラ草」で、英名は「ルエリア・スクアローサ」といいます。メキシコ原産で繁殖力がかなり強いようです。

下の写真は周りの赤い花もぼかしで入れて見ました。

最後の写真は雨が降っているわけではありません。ティーグラウンドに設置したスプリンクラーの水です。マーいたずらで撮った写真ですが、どうせならシャッタースピードを上げて、水玉を空中に止めて撮れば良かったと思っています。

2017年2月20日 記

前の花の記事  次の花の記事

2 件のコメント

  • こんにちは
    この花がうちの石塀の脇に咲いています。
    草むしりで獲ってしまおうかどうしようかと迷ってます。
    花の咲いている時期が長いし、きれいです。
    花の名前を調べてみようとネットで探しても
    なかなかのっていなくてやっとここで
    見つけました。日本名はなんでしょうね。

    • はじめまして。ブログをご覧いただいてありがとうございます。
      わたしもネットで探しまくったのですが、名前どころか写真すらも出て来ませんでした。
      今回ももう一度探したのですが、出て来ません。日本名も判りません。
      つる植物ではありませんが、朝顔のような綺麗な花ですね。
      タイでもそこら中にある花ではありませんでした。
      長崎なら暖かいので咲いていたのでしょうね。
      タイではホテルで咲かせている位ですから、そのまま咲かせておいたら如何でしょう。
      もし日本名が分かった時はこのブログでお知らせいたします。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。

    CAPTCHA


    ABOUTこの記事をかいた人

    タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。