しばらく離れていましたが、久々に鳥シリーズです。1月25日に投稿した「タイの緑色の鳥 2」で紹介した「ハチクイ」の仲間です。名前は「チャガシラハチクイ」といいます。その名前の通り赤茶色の頭をしています。この写真も私の大好きな一枚になります。葉が逆光で明るく、尚且つソフトな緑を醸し出しています。その中に赤茶色の頭と、ピンとした細長い尻尾がアクセントで利いています。(また、鑑定団の中島先生張りになってしまい済みません。)
場所は例のゴルフ場8ホール池越えショートの池の端です。この木が7~8本池の縁に並んで植わっています。そしてたいていどこかの木にハチの巣があるのです。そのハチの巣の様子の写真は1月25日の「タイの緑色の鳥 2」に掲載しましたのでご参照してください。ここら辺の木に止まっている事はハチクイにとって鴨葱がやってくるようなものですね。
さて次は下の写真です。この写真は華やかではありませんが、これも私の大好きな写真の一つです。実は表題の写真をどちらにしようかずっと迷っていたくらいです。でも鳥の姿が分かり易いのは上の写真でしたので、この写真を表題の写真にはしませんでした。この鳥は縮こまって止まっています。他の鳥でも縮こまった姿を見かけますが、どういう事でしょうかねー?
そのためちょっと雰囲気が違って見えます。この鳥は考えているのか、瞑想しているのか、何故か鳥の「達磨さん」という雰囲気を感じてしまいます。中央より右に鳥は存在し、左の空間は瞑想空間を表しているような感じです。写真撮るときは意図的に鳥を右に持っていきましたが、ここまで何か深い感じが出るとは思いませんでした。(なんて色々言っていますが、ただの鳥の写真です。)
下の写真は上の鳥を角度を変えて撮ったものです。良く逃げなかったものだと思います。瞑想していたので気付かなかったのかな。この場合、鳥はほぼ正面を向いていますので、この写真を上と同じように右側に鳥を入れていたら左の空間はただの無駄な空間になったと思います。(これらの写真はトリミングをしていません。構図を瞬間的に考えて撮ったそのままを掲載しています。)
下の写真も表題の写真と似たような場面ですが、光の当たり方が全く違いますので、あのようなインパクトのある写真にはなりません。表題の写真は本当にある一瞬の幸運が訪れた時だけです。中々その幸運には恵まれません。3~4年間似たような場面をずっと狙っていましたが、一度もチャンスは有りませんでした。葉に光は逆光で当たっていても、肝心の鳥さんの姿はありませんでした。又はその逆もありました。
2017年2月19日 記
ミドリハチクイですね。
ご指摘ありがとうございます。再度調べたら私の間違えで、この鳥はチャガシラハチクイでなく、ご指摘のミドリハチクイでした。今後も何かありましたらご指摘、ご連絡よろしくお願い致します。