ある日突然、サボテンに大きな赤い花が咲きました。この鉢は何年も前から家内が管理していますが、花が咲いた事なくみすぼらしいサボテンで、なんでこんなのを鉢に植えているのだろうと私は思っていました。そしたら連休に突如大輪の花が一つ咲いたではありませんか(表題の写真)。皆ビックリ。エッ?こんなきれいな花が咲くの?。普段の姿とは大違いです。幸いな事にもう一つ蕾があり、次はこの花の咲く姿を順番に撮ろうと待ち構えていました。
下の写真… もう一つの蕾に開く気配がしてきました。5月16日夕方です。
下の写真… 次の17日は気温が上がらず寒かったためか、蕾はそのままでした。18日は少し暖かくなり、19日の朝は写真のように少し膨らみ始めました。背景の白い花はコデマリです。
下の写真… その日の夕方にはだいぶ膨らんできました。
下の写真… 先端が開き始めて、中が見えるようになってきました。この後夜を通して開いていきますが、用事があり撮影は出来ませんでした。
下の写真… 次の朝(20日)、クジャクサボテンの花が開き終えていました。右には連休に咲いた花が萎れています。
下の写真… 正面から撮りました。花の最大直径は16cmです。オシベの数が半端ないですね。何が何でも受粉させようという気持ちが分かります。サボテンは砂漠地帯で虫も余りいませんから、一匹でも来ればその受粉機会を逃したくないのでしょう。メシベもただの棒状でなく、先端は枝分かれして星形になって受粉機会を上げようとしています。ピンクの柔らかい花びらがとても素敵ですね。
このサボテンは数種類のサボテンを掛け合わせて作ったという事です。見事な花のサボテンが出来たものですね。
2022年5月21日 記 カメラ SONY RX100M6
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