久し振りに鳥シリーズです。茶色の小鳥でスズメより小さいです。大きさは10cmちょっと。名前は「シマキンパラ」といいます。英名は[Scaly-Breasted Munia]といい、胸にうろこの縞模様を持ったキンパラという意味です。この鳥は小さくてすばしこいので中々発見できません。そしてこの鳥がどんな鳥なのかが、望遠で写真を撮ってから初めて分かりました。たぶん熱帯雨林のなかでは発見はむずかしいかもしれません。日本では基本的に生息していません。
ゴルフで8番ショートのところで木の中で飛び回っている小さい鳥がいました。見ていると英名で「プロメリア」、タイ語で「リラワディー」という木に飛んで行き止まりました。チャンスです。この木の枝には葉がありません。枝の先端に葉があるだけで鳥の姿は丸見えです。そしてうまいことにちょっとだけじっとしていてくれました。この写真も瞬間的なもので、たまたま撮影に成功しただけです。ただ連写はしていません。
私の持っているデジカメは一眼レフカメラに比べ連写スピードが遅いため自分の思う瞬間にシャッターが下りるとは限りません。それを避けるために私は一枚ごとにシャッターを押すようにしています。でもピントはデジカメでは自動なので鳥にピントが合うとは限りません。枝や葉にピントが合ってしまって肝心の鳥にピントがいってくれないことはしょっちゅうです。そうしている間に鳥に逃げられてしまいます。何度悔しい思いをしたことかわかりません。今回は二枚ともうまく撮れました。奇跡みたいなものです。
ところで「リラワディ―」という植物は下の写真の右側の花の咲いた木です。枝の先端にだけ葉や花が付いているのがわかります。この木に関しては改めて「タイの花」シリーズで取り上げますが、私が好きなタイの花の一つです。
下の写真は草むらに何か小さい鳥がいるということで撮った写真です。「シマキンパラ」がいると認識して撮ったものではありませんでした。小さい鳥ですが堂々として、中々見ごたえのある姿をしています。
2017年3月6日 記
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