カンボジア アンコールワット 4

アンコールワット3 の続きです。

今日はアンコールワットの最終章になります。パンフレットに載らないような位置からアンコールワットを眺めてみます。下の写真は聖池(右側)より撮りました。アンコールワット 2では左側の聖池より撮りましたが、池はこの写真のほうがきれいで寺院の映りもまあまあです。この池からの写真は巷に溢れています。

下の写真は池の横にあるガジュマルの木です。いや、菩提樹かもしれません。両方ともクワ科イチジク属の植物で似ているので、普段接していない私には判別できませんでした。写っている人と比べてみてください。いかに大きいか分かりますね。アンコールワットが出来た12世紀から生えているのでしょうか?タイでもここまで大きいのは見たことありません。タイでは村の中に大きい木があると祠を建てたり、綱を張ったりして大切にしています。

下の写真は少し森の奥に入ってアンコールワットを撮りました。やっと「ジャングルの中の世界遺産アンコールワット」らしい写真が手に入りました。

ついでに反対の方角を向いて、森の中の様子を撮りました。思ったより手を入れてあります。下草がほとんどありません。この踏み跡は掃除する人の巡回路でしょうね。

いよいよ裏門に近づいてきました。その時、木の葉に上から光が当たり透けた緑が目に沁みてきました。くすんだ石の門と逆光に輝く緑。この対照的な雰囲気は今でも思い出します。クメールの栄光が輝いた瞬間かもしれません。因みにこの木はタイの赤い花で紹介したタイ語で「ノキューム」という木です。

そして門には2人の美女が待っていてくれました。門の右脇に1人と、門の左奥にもう1人です。上の写真でどこにいるか分かるでしょうか。アンコールワット訪問の最後の名残に美女の記念写真を撮ってきました。鏡まで持ってお化粧しててくれました。

堀を渡り終え、一般道に出て木陰で車を待っていました。その時ひょいと視界を巡らすと、木の隙間にアンコールワットが小さく見えるではないですか。普通なら小さくて見逃してしまいます。でも望遠なら大丈夫です。嬉しくて慌てて撮った1枚です。

暑い中ようやっとアンコールトム、アンコールワットの見学を終えました。この後ホテルに着いてビールがとても美味しかったです。次の日はまた別のアンコール遺跡を訪れます。その記事は後日投稿する予定です。明日からは鳥、花シリーズを再開です。

2017年3月5日 記

カンボジアの次の記事 タ・プローム1

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ABOUTこの記事をかいた人

タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。