ヒマラヤの鳥10

ヒマラヤの鳥9 の続きです。

下の写真2枚…アンナプルナ山域の4100m付近の岩場にこの鳥がいました。ここはもう木は生えていません。背丈の低い草が少し生えているだけです。さてこの鳥は何かというと「イワヒバリ」という高山の岩場に生息する鳥です。

この二羽の鳥は夫婦みたいな気がします。仲が良さそうでかわいいですね。

下の写真ーこの鳥がいた場所です。画面中央左のゴロゴロしている岩にこのイワヒバリがいました。この写真の場所がヒマラヤの「アンナプルナ ベースキャンプ」4130mで、略して「ABC」となります。看板の奥にロッジが2軒見えます。そこより奥は登山道はありません。後の雪山は「アンナプルナ サウス」7219mです。(この場所についてのブログ記事:ヒマラヤ ABCトレッキング5

下の写真2枚…この鳥は「ヒマラヤ ゴーキョトレッキング9-2」で紹介した「チベット セッケイ」です。「セッケイ」とは漢字で書くと「雪鶏」と書きます。雪のある所にいるニワトリという意味ですね。私も初めてこの鳥をロッジの横で見た時、「あれ、こんな所でニワトリを飼っているじゃん。」と瞬間思ってしまいました。でもよく見ると違うんですよね。

この鳥は地味ですが、羽模様はきれいですね。この鳥は名の示すようにチベットに多く生息しているようです。

下の写真…この「チベット セッケイ」を見た「ゴーキョ」4790mです。ロッジ手前の岩場の隙間にいました。後の雪山は「チョーオユー」8201mで、その向こうはチベットです。ロッジの右の低い黒い山は、氷河が流れるときに押し出した土が盛り上がったものでサイドモレーンといいます。この画面では見えませんが、この黒い山の向こうに大きな氷河があります。その氷河の写真は「ヒマラヤ ゴーキョトレッキング10-1」に載っているのでご覧になって下さい。

下の写真…この鳥は「ヒマラヤ ゴーキョトレッキング13-2」でご紹介しましたが、「ヒマラヤ ハゲワシ」です。3800m付近の谷間で獲物を探しながら、谷を下から上へ舞い上がって行きました。翼長3mの大型の鳥です。

2019年1月28日 記  カメラ SONY  RX10Ⅲ

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1 個のコメント

  • チベットセッケイの名前、2019年4月、エベレストトレッキング中、ゴラクシェプへ向かう途中、エベレストBCへ行く途中で観ました。 現地ガイドさんは、コンマと発音してました。 がネット検索ででてきません。 この記事にて判明。嬉しい限りです。

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    タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。