お知らせ3 時代小説開始のご案内

読者の皆様、いつもご愛読ありがとうございます。さて、2年半に渡って様々な写真をご紹介してきました。しかしブログに載せられるような写真が大体終わりましたので、7月1日の「タイの鳥 選抜写真2」より後は、私が今執筆中の時代小説「地龍の剣」を連載していきます。江戸初期家光の時代の、ある旗本の少年剣士の成長と活躍が題材です。実をいうと江戸時代初期の地図、文献はほとんどありません。数少ない手がかりを元に書いていますが、どうにもならない時はエイ、ヤで想像して書いていますのでご承知置き下さい。

時代小説は大好きで、タイ滞在中は帰国するごとに日本から文庫本を10冊くらい買って持っていきました。夜寝る前にそれを読むのが至福の時でした。そしていつしか自分で時代小説を書こうと思い始めていました。その小説の骨格が漸く去年の暮れに出来上がり、正月頃から執筆を始めました。どんな小説になるでしょうか。乞う、ご期待と言いたいところですが、不安99%です。

追記 私が好きな時代小説家は佐伯泰英先生です。すべてのシリーズをまだ読んだわけではありませんが、読んだシリーズはどれも楽しく読ませてもらいました。でも佐伯先生が時代小説で有名になる前はスペインを舞台にしたテロ組織と復讐の戦いの小説「ユダの季節」、それに続く「テロルの季節」などを書いていますが、これが面白い。「ユダの季節」は闘牛場を舞台にした戦い、「テロルの季節」はドイツの名車8気筒24バルブ、12,763㏄のブガッティ・ロワイヤルを舞台にした戦いで、手に汗を握ること間違いなしです。是非一度読まれることをお薦めします。

注: 最高級スポーツカーのブガッティはフランスとドイツの間にある、最後の授業で有名なアルザス地方が発祥の地です。この自動車会社が出来た時は1909年で、当時はドイツ領でした。が両国の力関係で二国間を行ったり来たりして、今はフランス領になっています。また、この会社を興した初代社長はイタリア人のエットーレ・ブガッティさんです。また途中倒産もしています。よってこの会社のルーツは複雑です。

ブログ 花鳥風歌  西山静山

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。