雪の第六天西山神社

2月10日に久し振りに20~25cmの大雪が降りましたので、次の日11日に雪を踏みしめて第六天西山神社に散歩に行きました。

下の写真… 山から流れて来る川の様子です。川の中の石にこんもりと雪が積もっています。

下の写真… これは山道ではありません。川です。前回のブログの早々春の散歩道の一枚目の写真の川です。川の全面結氷した氷の上に雪が積もってこのような姿になってしまいました。

下の写真… 第六天西山神社の参道入口の一の鳥居に着きました。第六天はだいろくでんと呼びます。此処は標高869mです。石段には誰も歩いた跡がありません。多分誰も歩いていないだろうなとの予想が当たりました。新雪を踏んで参道に入ります。

下の写真… 緩やかに200mほど登って行くと二の鳥居があります。昔は10月のお祭りの時はこの参道沿いに出店がずっと並んでいたという事です。今では寂れて参拝者はほんの僅かしかいません。

下の写真… 更に100mほど行くと、急斜面の手前に三の鳥居があります。ここからが大変です。最大斜度45度ほどの木段を150段ほど登らなければいけません。そのため横道が2本ありますが、この日は真面目に参道一本で行きます。

下の写真… これが木段の全容です。手前の40段ほどは斜度30度くらい、後方110段ほどは40~45度の斜度になります。そして手すりなんていうものはありません。お年寄りには厳しい階段です。そして木段の為に木は腐って行くので、毎年地区の人が腐った木を新しい木に変えています。そしてこの木段は高さが一定ではありません。低い段は15cm程度ですが、高い段は50cmくらいもあります。そして階段の巾も広い所狭い所があり、降りる時は注意が必要です。若い時は此処を走って登りましたが、今では歩いて休まずに登るのが精一杯です。もし此処に来られたら是非この階段に挑戦してみて下さい。ご褒美が待っています。ご褒美が何かは後で書きます。

下の写真… 上から見るとかなりの急傾斜が実感できます。

下の写真… 第六天西山神社に到着です。標高940mです。この神社は1400年代初め、室町時代に建立(こんりゅう)された由緒ある神社です。

下の写真… 狛犬の頭に雪が被り、何やら「天」という文字が浮かび上がっている様に見えますが、如何でしょうか。

下の写真… ここは拝殿で、10月には神主様が刀を持って奉納の舞をします。本殿はこの後ろにありますが、普段は見えません。

下の写真… 先に述べた木段を登った後のご褒美はこの眺めです。この日は雲がかかっていましたが、甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳が正面に見えます。右の木をもう少し切れば日本の標高第3位の間ノ岳も視野に入って来ます。

下の写真… ちょっとの間、雲の上に仙丈ケ岳が頭を出しました。

下の写真… さて帰り道、謎の足跡に出くわしました。大きな足跡らしき穴?が奥に続いています。その間隔は1m以上あります。今までにこんな足跡は見た事がありません。犬や狐、タヌキでもないと思います。兎はこんなに大きくありません。

下の写真… 大写しの写真です。手袋と比べると大きさがよく分かります。熊でもありません。カモシカはこのようなピョンピョン跳びはしません。さて何でしょう?

下の写真… 首をひねりながら顔を上げ、東を向くと塩見岳がひょっこりと顔を出していました。

2022年2月12日 記  カメラ SONY  RX10Ⅳ

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。