今年、出会った可愛い(恐ろしいのも)昆虫たちを紹介します。
下の写真ー 5月10日に木の下で弱っていたコクワガタを見つけました。そのまま置いておくとダメそうな様子です。せめてご飯をあげようとハチミツを薄めたものを指先に付けて吸わせてあげました。最初の内はちょっと躊躇した様子でしたが味が分かった様で次からは吸い付いてきました。長い時は10分近く吸っていましたが、途中でハチミツが無くなってしまうので綿棒に汁を付けて補充してあげました。とても可愛いですよ。

下の写真ー 一週間位してすっかり元気になったので家の近くの木に放してあげました。今頃どうしているのかな。

下の写真ー 5月終わりに近くの林に山野草を見に行った時、急に大きな鈍い羽音で大スズメバチが目の前に現れました。反射的に手に持った園芸用小型スコップではたき落としました。こんなのが人家の近くに巣を作ったら大変な事になってしまいます。7~8年前は我家の横の空き地に大スズメバチが巣を作っていて大変でした。

下の写真ー 7月半ば、山の地面にコエゾゼミが這っていました。体が綺麗なので羽化したばかりのようで、まだ満足に飛ぶことが出来ないのでしょうね。

下の写真ー これも7月半ば、林道の草むらで見つけたホソクビツユムシです。長い触角がピンと伸びているのはとてもカッコイイですね。

下の写真ー 今回の昆虫の中で一番稀な昆虫です。ナナフシの一種のヤスマツトビナナフシと思います。ちょっと見はニホントビナナフシと似ています。ナナフシは世界に3000種、日本には20種くらいいるそうですが、中々見かける事はありません。個体数が少なく更に枝に似せた擬態が上手くいっているという事でしょうか。

下の写真ー ルリタテハです。瑠璃色の本体に白い帯が入ってとても綺麗な蝶です。この写真はクヌギの樹液を吸っている所です。この木にはカブト虫やクワガタ虫も樹液を吸いに来ます。飛んでいる時は動きが素早く補虫網で捕る事も難しい蝶ですが、樹液を吸っている時はジッとしていて写真を撮るのに苦労しません。

2025年9月13日 記 カメラ SONY RX100M6、OLYMPUS TG-2
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