雷雲の襲来

8月4日の夕方、畑に出た処で雷雲に気付きました。普通なら入道雲が被さって来るのですが、空にポカリと浮かんだ黒い不気味な雲でした。慌てて家にカメラを取りに行き、写真を撮りました。

下の写真… 普通、入道雲は山域で発達して里に雨を降らせるのですが、何やら怪しげなこの雲は雰囲気が違います。低い雲で真っ黒な色はかなり水蒸気密度の高い雲なのでしょうか?。そして一部には雲の穴らしき所があります。

下の写真… 更に雲は黒くなり、3分程して一部で雨が降り始めました。

下の写真… それから2分ほどで大雨が始まりました。雷雲の穴の部分から激しく振っているように見えます。雷雲に目があるのでしょうか?。しかし台風の目の部分は晴れていますが、雷雲の目は機構が違うのでしょう。

下の写真… それから5分程経った時の写真です。写真左の様に降っている所と降っていない所の境がハッキリと見えます。しかし写真中央では上から降っていないのに、下だけ雨が降っています。左の強い雨の飛沫が周りに流れたのでしょうか?。 なお後ろ中央の屋根型の山は南アルプス北部の釜無山です。そしてその上には本物の大きな入道雲が夕日に輝いています。多分この時は諏訪の富士見町辺りで雷雨になっていたと思われます。この後、此処にも大粒の雨が降って来ましたので、慌てて家に退散しました。

普段見慣れない雲だったので、この一連の経過を記録する事が出来ました。しかし出来ればもう少し早く気付けば、初期の段階の雲の様子を記録できたのにと残念な気持ちもあります。

2021年8月24日 記  カメラ SONY  RX10Ⅳ

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。