ベトナム ハノイ&ハロン湾旅行10

ハノイ&ハロン湾旅行9 の続きで、このシリーズ最後の章です。

下の写真…お昼の後はベトナム民族学博物館で見学です。実はベトナムは54の民族の集合体です。一番多いのがキン族で人口の86%を占めています。後は53族で14%の人口です。タイとラオスの北部、中国の雲南省そしてベトナムの北部は山が多く、ここにはたくさんの少数民族が暮しています。そして各民族ごとに言葉、衣装、家など独自の物を持っています。

それらの民族の衣装を集めて展示してあります。下の写真の衣装は質素なのか作業服なのか分かりませんが、派手さがない衣装です。

下の写真…画面中央の赤と黒の衣装は祭礼なんかに使うものでしょう。他の黒い衣装は普段着でしょうね。

下の写真…赤を基調に刺繍を施した素晴らしい民族衣装です。これは女性がお嫁に行くときに着たのではないかと思われますね。他にも何点かこのクラスの豪華な衣装がありました。

下の写真…この博物館には各民族の特徴ある十軒くらいの家が庭に建ててあります。この家はある民族の集会場と同じものをここに建てたそうです。屋根は茅葺ですが、ベトナムではどんな植物を使っているのでしょうか。そして屋根のてっぺんには、面白い形をした飾りが付いています。これが何を意味するのか分かりません。

屋根の下の家の壁は竹を編んで作っています。そして高床式のため階段がありますが、木の丸太に階段を刻んであるだけです。角度は急なため上り下りに恐怖を覚えます。特に下りるときは皆さん立ち止まってしまいました。

下の写真…これが内部の写真です。天井がなく、広い空間が空いています。日本の家の様な梁はほとんどありません。屋根が垂直に近い形で立っているので屋根の重量は柱が受けています。そして木組は縄で縛って固定しています。壁は外から見えた竹だけで、隙間から外が見えます。

更に驚いたのは床も竹が敷いてあるだけで隙間だらけです。その竹は丸太のままでなく、割いて並べてありますので歩くと撓みます。そして竹の隙間の下から風が入ってきてとても涼しかったです。

下の写真2枚…上の写真の家を出て少し行くと、2組のカップルが結婚式を挙げていました。幸せそうで喜んで写真を撮らせてくれました。今の若者は民族服では式を挙げないのでしょうか? 私は西洋式よりアオザイを着た方がカッコいいと思うのですが、こっちの西洋式の方がカッコいいと思っているのでしょうね。

下の写真…町の市場を見に行く途中です。相変わらずバイク軍団が走っています。

下の写真…タイの市場とほとんど同じです。表示をタイ語に変えたら、そのままタイの市場で通ります。

下の写真…小さな店は色々な専門店で、画面中央の店では香辛料を売っています。画面左下の女性はパンを歩きながら売っています。美味しそうでした。

下の写真…天秤棒を担いで何かを売っている女性です。ほとんど売れてしまったようです。頭はラタニアの木の葉で出来たベトナムのシンボルの帽子、ノンラーを被っています。残念なのはアオザイを着ていません。アオザイが着られなくなったのは、バイクの普及が原因の一つではないかと思います。アオザイを着ていると、跨るバイクに乗れませんから。

下の写真…町中のワゴンのターミナルのような場所です。チャーターの車が来るまで待機です。色んな国の人がいます。私たちはここで車に乗って空港まで行きました。ベトナムともお別れです。旅は行って見て本当の事が分かります。皆さんも可能なうちにエイヤーで海外旅行に行ってみてください。得るところは思った以上に大きいと思います。

2017年10月13日 記  カメラ 富士F  FinePix  F50fd

 

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。