ヒマラヤの鳥3

ヒマラヤの鳥2 の続きです。

下の写真…この鳥はハヤブサの仲間の「チョウゲンボウ」です。小型の猛禽類の鳥で全長35cm、カラスより小さい鳥です。ところでわけのわからない名前の「チョウゲンボウ」の意味、由来は何でしょうか。調べた所、トンボの様な鳥という事らしいです。昔、関東のある地方ではトンボの事を「ゲンザンボウ」と言っていたらしいのですが、飛ぶ姿がゲンザンボウに似ているという事で、「鳥ゲンザンボウ」から「鳥ゲンボウ」即ち「チョウゲンボウ」となったようです。

所でどこがトンボに似ているのでしょう。ネットでいくつかのチョウゲンボウの飛翔のビデオをチェックしてみました。確かにトンボに似ている場面が結構ありました。その場面とは鳥は飛ぶ時尾翼も広げている事が多いのですが、チョウゲンボウは尾翼を閉じて、すなわち見た目はトンボの尾っぽのような感じで飛んでいます。そこから来たのかなと思いますが、本当の事は分かりません。チョウゲンボウでもホバリングするときは尾翼を目一杯広げていますし、他の鳥でも尾翼を閉じて飛んでいることもあります。

下の写真…全体の姿は見られませんが、鳥の名は「ノドシロゲリチョウ」です。この鳥の名はガイドさんが調べてくれました。この鳥の情報は少なく、現れたのも一瞬でしたので、色々な事が分かりませんでした。

下の写真…「タイヨウチョウ」のメスです。「タイヨウチョウ」は色々な種類がありますが、メスは似たような姿や色が多くて特定は難しいように思えます。強いて断定すると「アカオタイヨウチョウ」、漢字で書くと「赤尾太陽鳥」のメスかなと思います。でもメスには派手な色は有りません。オスは名前の通り赤い長い尾羽を持っていますが、姿は見えませんでした。

下の写真…誰にでも分かる「キツツキ」です。模様、色などで種類がたくさんありますが、この鳥の名前は「キバラアカゲラ」です。全長は25cmほどあります。頭は木を激しくつついていますので、ピンボケというか輪郭が少しぼけています。

下の写真…つつき終わってひょいと上を向いた時です。キツツキを見ていていつも思うのですが、激しく頭を動かしていて脳震盪を起こさないのが不思議です。1秒間に20回くらいの木つつきをするようです。このキツツキの骨の構造などを調べて、宇宙船の船体を宇宙ゴミの衝突から守る構造も研究されているようです。恐るべし「キツツキ」ですね。

2018年7月9日 記  カメラ CANON  SX60HS

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2 件のコメント

  • とてもきれいな、かわいらしい、美しい、美味しそうな、ステキな写真がたくさんで、楽しませて頂いてます。プルメリアの美しさには感動しました。これからも楽しみにしてます?

    • 写真を見ていただいてありがとうございます。写真を撮っていると同じものでもハッとする瞬間があります。その時は何枚も撮るのですが、だいたい最初の一枚が感動を表す良い写真になります。でもハッとする瞬間は中々ありません。有っても気付かないのかもしれません。これからも日常の中に感動を求めていきたいと思います。

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    タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。